全国銀行協会の平野信行会長(三菱東京UFJ銀行頭取)は13日の定例記者会見で、昨秋以降に地方銀行再編の動きが目立つことに触れ「競争力を維持し、強化する観点から、統合・再編は選択肢の一つだ」と語った。

平野氏は、再編機運が高まった背景として少子高齢化の進行や低金利の長期化、IT投資を含むコスト負担の増加などで業界全体が「厳しい環境に置かれている」ことを挙げたが、個別の事例には言及しなかった。

2014/11/13  産経ニュースより